完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第6章 完璧なご褒美に憂鬱なお仕置
しかし、仕事が貯まっている!
働かなければ――――…
私は扉を開けて社長室に入った
「///ライカァ~!遅い~…」
と、そこには正座をして私を待つ曽根の姿が――――…
「何を…しているんですか?」
「///ライカの帰りを…正座で待ってました!ライカの視線が無いと――――…仕事がはかどらなくて…」
「は?仕事は?今日中の書類…ありましたよね!?」
曽根は私の視線を真上から浴び――――…体をゾクゾクっと震わせる!
「///まだ…です…」
――――…はあ!!?
今から…その書類に取りかかるとなると…何時になるんだ?!
「――――…あ、すぐ!すぐにやりますから…ライカ…怒らないでください…」