
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第9章 実周室長と財前さんの話し!
「やばっ、ここの料理――――…旨いな!」
酒も進み…なん品か料理を食べ進めると、ここの居心地や料理の旨さが際立ってくる!
隣の会話も気にならない、料理の運ばれてくるタイミングも抜群!
細かくデリケートなサービスがお忍び重役達の高評価のポイントとなったのだろう
「卓郎は…食事を美味しそうに食べる」
「は?――――当たり前のこと…じゃないのか?」
「俺には無理だって――――…卓郎がよく知ってるだろ?」
あ――――…そうだった、あまのじゃくで…色んなヤツと衝突してたっけ…
「そうだな、財前はある意味素直だからな…
でもさ、見てれば分かるよ――――…
美味しい時とか嬉しい時とか……よかった、そう言うところ変わってなくて」
