完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第9章 実周室長と財前さんの話し!
「――――昔から…
俺の1番大事な人は――――…卓郎…貴方だ…
だから――――…流されるんじゃない…確実に…俺のものにする――――…
それで…いいですね?“嫌だ”と、言っても…もう――――…遅いですからね…」
財前との距離が再びゼロになる――――…
抱き締められ、唇を奪われる!
「///あっ、んんん、ざ――――…い…」
「もう逃げません――――…もう、我慢しません…もう、時間を無駄にはしません――――…もう///離れません――――…」
「///財前――――…苦しい…ん、んん――――…待ってて…良かった――――…」
俺たちは…今までの時間を埋めるかのように抱き合い…唇を重ね続けた――――…
「――――卓郎?」
「///ん…ん?なんだ?」
「仲居さんが…聞き耳を立てているの知っていましたか?
卓郎…お酒頼んだの忘れてましたね?この際―――――…続けますか?」
「///バッ――――!バカ、続ける分けないだろ!」
「――――…じゃぁ、続きは…ここを出てからって――――事でいいですね?」
「///――――…あ…あぁ……」
財前は、いつものように意地悪な顔で笑った――――…
――――――――――――【つづく】?