完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第10章 完璧なライバルと憂鬱なご主人様
二人の会話は――――…バリバリの英語…
滑らかな会話である、女性が外人だから――――って事もあるが…
曽根はにこやかに…でも、どこか緊張した感じに見えた
英語は得意だが――――…ヒアリングがお世辞にも得意とは言えないな私は、頑張って二人の会話に耳を傾ける
――――…が、距離も離れていて…聞き取れない
そうこうしていると…曽根は部屋の鍵を受付から受けとると…
女性をエスコートしながらエレベーターに向かう…
「――――え?///え?」
私は、隠れてしまった事を後悔した
――――…曽根は彼女とエレベーターに乗り込み…
姿を消した――――…