完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第2章 完璧な別れと憂鬱な出会い
まっ、そんなドキドキも今日の会食までだ！
ここで、曽根が秘書チェンジを言い渡せば私の役目も終わると言うもの！
私は、春日さんと何処に飲みに行こうか考えながら曽根の後で待機する
最後に前社長が会食場に現れ、秘書課の実周さんが司会で会食の会が開催された
その中で、改めて前社長から曽根の紹介があった――――…
会議に参加しなかった各部署の役員、支店の店長や警備長などはそこで曽根の存在を知る訳だが…
前社長の子孫と言うことや…学歴、経歴などを紹介されると末端のものたちは納得の顔を見せた――――…
だが――――…
上役の者たちは苦虫を噛み潰したように顔をしていた
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