完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート
秘書課に配属されて…
順風満帆のキャリアウーマン人生活を過ごしてきたわけだが…
こんな状態になろうとは…誰が予想しただろう…
「///あっ、んん、はっぅ…ぅぁ……もう――――無理…ライカ…」
「――――…今は職務中です、“神谷”と、お呼びください。」
「///む、無理だよ~…だって、だって~~~~~~~~これはどう考えてもご褒美タイムだろ!?!」
社長室のデスクで手のひらをボールペンで刺されている…と、言う状態の何処がご褒美?!
目の前の書類への社長決算が終わらない状態で寝ようとした曽根に対して行った私なりの制裁だったが――――…
ヨダレを垂らして「ライカ~♪」と、嬉しそうに目を輝かせ始めたのだから…
私はそのボールペンをゴミ箱に捨てた!