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AV女優と結婚するということ嫁がAV女優になったということ。

第30章 この場所で…。

時間が流れた…

『じゃあ…俺…帰るな…。といってもしばらくは、どこかの安い宿見つけて、とりあえずはバイト見つけて…だな…□ なんか都会に出てきた日を思い出すのはどうしてかな…?』

そう照れながら語る浩に

『それは、“今からなにかが始まる”ということじゃない?』

美紀はそう答えを投げ掛けた…。



『ありがとうございました!また、どうぞいらしてください!』
翔太の声に送り出されて
浩は外へ出た。


なんか…マコの気持ちが
ちょっと分かった気がする…。

あの翔太ってご主人の声
妙に武骨だけど暖かいや…
浩は夜空を眺めてから
ゆっくりと
夜の闇に消えていった…。

その反対方向から…

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