
AV女優と結婚するということ嫁がAV女優になったということ。
第30章 この場所で…。
自転車をこいで
真由子が店にやって来た。
息子の優がすでに19歳
大学1年になり
すでにこの町にはいない。
優は真由子の心配をよそに
大学生活の最初の1年で
アメリカに語学留学をしに行ったのだった。
その分
真由子には時間ができた
なので
夜の時間帯は
家事が片付いたあと
翔太の店に出てくるようになっていた。
『ごめんね~!遅くなっちゃった… あ…!いらっしゃいませ!お二人様です~!』
店にはいるなり
真由子は接客にはいった。
その真由子のようすを
ついさっき浩を見送った美紀は見つめていた
『あ!美紀さん。いらっしゃいませ。』
美紀に気づいた真由子は
満面の笑顔で
美紀に近づいてきた…
『あれ?今日はお連れサマがいらしてるの?』
と真由子…
『うん。もう帰っちゃったけどね。』
そう答えたあと
『真由子さん、なんか幸せそうね…。』
と言葉をかけた。
真由子は
キラリと瞳を輝かせて答えた。
『私…。この店にいるときが幸せなんだ…。私の幸せが、始まった場所だから。』
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※【完】
真由子が店にやって来た。
息子の優がすでに19歳
大学1年になり
すでにこの町にはいない。
優は真由子の心配をよそに
大学生活の最初の1年で
アメリカに語学留学をしに行ったのだった。
その分
真由子には時間ができた
なので
夜の時間帯は
家事が片付いたあと
翔太の店に出てくるようになっていた。
『ごめんね~!遅くなっちゃった… あ…!いらっしゃいませ!お二人様です~!』
店にはいるなり
真由子は接客にはいった。
その真由子のようすを
ついさっき浩を見送った美紀は見つめていた
『あ!美紀さん。いらっしゃいませ。』
美紀に気づいた真由子は
満面の笑顔で
美紀に近づいてきた…
『あれ?今日はお連れサマがいらしてるの?』
と真由子…
『うん。もう帰っちゃったけどね。』
そう答えたあと
『真由子さん、なんか幸せそうね…。』
と言葉をかけた。
真由子は
キラリと瞳を輝かせて答えた。
『私…。この店にいるときが幸せなんだ…。私の幸せが、始まった場所だから。』
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