テキストサイズ

腐男子仲間から恋人へ

第2章 ~同室生活~

風呂とトイレに関する説明は、これで終わりかな。

「掃除用具は、トイレのドアの横のドアの中に閉まってあるから、掃除する時はココから出してね」

「はい!」

「あと、寮の部屋はベランダ付きで部屋の中には、冷暖房が設置されてるよ」

おかげで、夏冬は快適に過ごせる。

「で、犬飼君の机やベットとかは右側のを使って」

「了解っす!」

部屋の左右の端には、机にベットとタンスや棚がそれぞれ設置されている。

犬飼君は、自分の荷物を整理し始めた。

「何か手伝おうか?」

「大丈夫っす!
先輩に手伝わせるわけにいきません」

そう返事して、片付けや収納の作業の続きをする犬飼君。

「じゃあ、全部終わるまで本読んどくから終わったら言ってね
寮長のとこに、ダンボール箱持って行って処分してもらうから」

「了解です!」

僕は、読みかけのBL漫画を自分のベットの上で読み始める。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ