
腐男子仲間から恋人へ
第3章 ~再婚で増える家族~
◇腐乱寮2階・212号室◇
「護君、今日は帰り遅くなるから」
護君が腐乱寮にやって来た翌日から、10日が経ったある日の夕方前。
「はいっす♪
相手の人、良い人なら良いですね!」
「うん」
昨日の夜、スマホにお母さんからの通話履歴が残っていた。
電話をかけると、再婚を前提に1年間お付き合いしてる人がいるとの事。
初めて、それを通話越しに聞かされた時はかなり驚いた。
お母さんは、僕が中学3年生になった頃にお父さんと離婚している。
原因は、お父さんの浮気だった。
お父さんとの離婚後。
お父さんと、お父さん側の祖父母からもらった慰謝料と、お母さん側の祖父母からの仕送りで新居に引っ越しして新生活を送り始める。
途中、お母さんは自転車で5分のとこにあるスーパーに、パートとして働きだした。
慰謝料と仕送りだけでは、いずれ限界がくるからだろう。
「護君、今日は帰り遅くなるから」
護君が腐乱寮にやって来た翌日から、10日が経ったある日の夕方前。
「はいっす♪
相手の人、良い人なら良いですね!」
「うん」
昨日の夜、スマホにお母さんからの通話履歴が残っていた。
電話をかけると、再婚を前提に1年間お付き合いしてる人がいるとの事。
初めて、それを通話越しに聞かされた時はかなり驚いた。
お母さんは、僕が中学3年生になった頃にお父さんと離婚している。
原因は、お父さんの浮気だった。
お父さんとの離婚後。
お父さんと、お父さん側の祖父母からもらった慰謝料と、お母さん側の祖父母からの仕送りで新居に引っ越しして新生活を送り始める。
途中、お母さんは自転車で5分のとこにあるスーパーに、パートとして働きだした。
慰謝料と仕送りだけでは、いずれ限界がくるからだろう。
