テキストサイズ

腐男子仲間から恋人へ

第3章 ~再婚で増える家族~

今回の件に関して僕以外で知ってるのは、寮長と護君と信彦君と隆君の4人だけ。

護君もだけど、寮長と信彦君と隆君も祝福してくれた。

◇道中◇

-明人の母親視点-

「明子(あきこ)さん、今日は楽しみだね」

「うん、楽しみね」

私の名前は、日暮明子(ひぐらしあきこ)。

明人の母親で、京橋のスーパーでパートとして働いている。

「明人君に会うの楽しみだな」

彼は、同じスーパーで正社員として働いてる、夜月照人(よづきてると)さん。

「明人は多分、大丈夫だと思うわ
自分の事は気を遣わずに、私に再婚したかったらしてって、何度か言われた事があるから」

「明人君は、母親思いだね♪
照実(てるみ)も、お兄ちゃんが出来るって楽しみにしてるんだ」

照実君は、照人さんと前の奥さんとの息子さん。

明るくて人懐っこくて、初めて会った時もすぐに打ち解ける事が出来た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ