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腐男子仲間から恋人へ

第3章 ~再婚で増える家族~

お母さんのパート先も、良い人達ばかりみたいで僕達は上手くやっていけた。

そして、2ヶ月が経って引っ越し後の初めての誕生日を迎える。

「明人、誕生日おめでとう」

「お母さん、ありがとう!」

プレゼントを受け取り、中身を開ける。

「あぁ、これって!
来月に開催される、僕の好きなゲームのイベントチケット♪」

「明人、前々から行きたいって言ってたもんね
だから、イベント当日2人で行こう♪」

「うん♪」

ずっと、行きたいと思ってたイベント。

僕は、嬉しくてたまらなかった。

しかし、1ヶ月が経ったイベント当日。

お母さんは、高熱で部屋で寝てる事になりイベントを断念する事に。

「はい、お母さん
お粥を作って来たよ」

「明人、ありがとう…。」

ゆっくり、体を起こすお母さん。

「明人……本当にゴメンね…。」

「え?」

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