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腐男子仲間から恋人へ

第4章 ~明人の危機と迫る変質者~

アメニイトに着いた時は、行列が出来ていたから不安だった。

でも、何とか手に入った。

明人はいつも、最低2回は見るみたいだから俺は前編の前売り券を2枚。

隆は、後編の前売り券を2枚買った。

もちろん、特典のクリアファイルも2枚ずつ。

「このあと、どうする?」

隆に、このあとどうするか聞く。

「明人の誕生日プレゼントは買ったし、このままどっかブラブラしない?」

確かに、このまま腐乱寮に帰るのもあれだしな。

時間も、結構まだあるし。

「んじゃあ、久しぶりにカラオケ行こう」

「うん、良いよ」

俺と隆は、このまま京橋のカラオケに行く事にした。

◇アメニイト天王寺店◇

―護視点―

「おぉ~!
俺と明人先輩好みの、新刊のBL本が何冊か発売してる♪」

天王寺に着き、アメニイトに入った俺は真っ先にBLの新刊コーナーに向かい、本を物色しているとこだ。

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