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あたしの秘密

第1章 死守せよ!

友達の携帯に電話しても
一度出てくれて
「大丈夫」
って言ったきり

もう出てくれない

「大丈夫って言ったんでしょ?」
素直に添い寝されてる私も
どうかとおもうけど

身動き出来ないから
あたしに 巻き付くな!

「あの人
こんな事よく有るんじゃないの?
本当に彼女居ない?」
ガテン系を問い詰めた

「彼女は居ないと思う
一人に絞る事も無いと思う
俺は一途だよ」

「はいはい」
言ってろょ!

ガテン系は
あたしが相手にしてくれないって
諦めて寝たけど

私は寝付けない



朝になって 迎えに来た
二人の顔が見れない

駅に着いて友達と二人になって
聞いたら



ヤっちゃったらしい



「やめときな
誠実じゃないって 聞いたよ」
って説得したら

「やっぱりな」
って わかってんなら
ヤるなよ!

一応
チョビ髭が本気だったら悪いから

ガテン系に連絡取ったら
「会いたい」
って言われちゃった

お互い 別の友達を誘って
後日カラオケに行った



でも
あまり話さない内に寝ちゃった

夜勤明けとは 聞いたけども

「寝るなら誘うな 誘うなら寝るな」
って 文句言ったら

ガテン系が連れてきた友達が
あたしに言った

「こいつが 夜勤明けとか
こんなに振り回されるの
初めて見たから
本気だと思うよ」

って言われても
告白されたり
して無いんスけども…
それに 今は
あたしの事じゃなくて
チョビ髭は どうなったのか
知りたいのよ?!

帰り際に起きたから
やっと聞けた

「あのコが
愛想悪く成ったから
連絡とって無いって」

やっぱりその程度かよ
切って正解だったよ

なんでそんなに処女捨てたいの?

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