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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第11章 元取引先の恋人♡美緒SIDE♡

「ちょッ……酔っているからって
発言には気を付けてくださいッ」

「酔ってないけどね。ただ少し眠いだけで」

「……ちょっと御手洗いに」


間が持たなくてトイレへ向かった。


斗真にああは言ったものの
酔っている気配は感じなかった。


疲れているというか
眠そうではあったけど。


私のことを「好き」って……嘘でしょ。


人間として……とか


取引先の相手だったから……とか


女としてじゃない……よね?

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