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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第11章 元取引先の恋人♡美緒SIDE♡

トイレから戻ると
斗真はカウンターに頭を乗せ
眠っていた。


旅行疲れかな。


「斗真。起きて。帰ろうよ」


告白されたままで釈然としないけど
ここは一先ず自宅に帰らせようと思った。


「すみません。御迷惑をお掛けしてしまって。
おいくらになりますか?」


直ぐ目の前に佇むバーテンに声を掛けた。


「部屋付けと伺っております。
それと、お連れ様からこちらを
お預かりしております」


バーテンから部屋のカードキーを預かった。

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