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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第2章 夫への想いを残したまま好きになってしまった人♡範子SIDE♡

手が重なり合っている状態で
私たちは見つめ合い
時が止まったような感覚だった。


私は反射的に目を閉じる。


「んッ……」


予期していたキス。


本條さんは私の手を強く握り締めた。


そして……


もう片方の手が着物の襟元に………


抵抗せず覚悟を決めたのは
本條さんに惹かれ始めたから。

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