無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

どちらともなく唇が重なると
どちらともなくベッドに倒れた。


「亮平さんとこうしてるの……
なんか信じられない……」

「俺も」

「ぁッ……でも私で良かったの？
亮平さん、お見合いするんじゃ……」

「しないよ。だって俺には……」

「私が居るもんね」

「先に言うなよ」

「へへッ」


これからもこうして沙織ちゃんに
主導権を握られてしまうんだろうな。


だからせめてベッドでは……