テキストサイズ

元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第7章 離婚へのカウントダウン■斗真SIDE■

「ただいま」


降って湧いたように隣に越してきた
千駄ヶ谷杏璃の部屋から帰宅。


「おかえりなさい。お風呂入っちゃえば?」

「そうさせてもらうよ」


胡桃には未だ伝えていない。


……例の結果を。


日を追う毎に言いづらくなると
頭では分かっていながら
胡桃のあどけない表情を
目の当たりにしてしまったら
どうしたって口をつぐんでしまう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ