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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第8章 深夜の恋人♡範子SIDE♡

再び席に座った本條さんに
正面から唇を重ねた。


本條さんは立ち尽くす私の腰に両手を回す。


「今夜、範子さんを抱くつもりで来た」

「ぅん……私も……そのつもり……
だったから……」

「着物じゃないんだね。直ぐに分かったよ」


今日の昼間、脱がせやすいワンピースを
いくつか購入した。


「でも……まさか……昨日の今日で
来てくれるとは思ってなかった」

「でも、ワンピースを着てくれていた」


今夜二度目のキスは
本條さんから唇を重ねてくれた。

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