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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第8章 深夜の恋人♡範子SIDE♡

「ねぇ……本條さん……」

「ん?」

「名前で呼んでも……いい?」

「もちろんだよ……範子」

「私が……脱がせてあげる……斗真の……服」

「ありがとう。範子」


斗真の服を一枚一枚脱がせる度に
洗剤のいい香りがして
未だお会いしたことがない
奥様の存在を感じた。


けど……


罪悪感がありながらも
脱がせる手は止まらずにいた。

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