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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第8章 深夜の恋人♡範子SIDE♡

「ぁッ……」

「どうしたの?」

「暖簾を……あと……鍵も閉めてない」


せめて鍵だけでも閉めておかなきゃと
店の入口に向かおうとすると
腕を掴まれて……


「俺から離れないで」


身体ごと引き寄せられて……


「でも……誰か来てしまったら……」

「その時は、その時」


ボクサーパンツ一枚の姿で
カウンター席に座る斗真は
立っている私の胸の谷間に
顔を埋めた。

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