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蜜蜂オヤジ。

第2章 転機は突然に。

『いやいや…俺は…ちょっと… 逆に迷惑にならんか?桜さんも、俺がいたら家で気をかえって使遣うことにならんか?』


俺は
一緒に暮らさないかと言われ
実は天にも昇るほど嬉しかったが
つい片意地をはり
ポーズをとってみた。


『お父さん、私なら全然構わないんですよ。一人の方が心細いし…。ダメですか?』
と桜さんは潤んだような
きれいな瞳で
俺を見つめてくる…


桜さん…
薫が結婚したい人がいるんだと
初めてうちにつれてきたときには
なんだか幼い感じのするお嬢さんだという
そんな印象だったが
二人の男の子のママになり
……なんだか……。グブッ^
いい女になってきたなぁ…

俺はふと
息子夫婦から
一緒に暮らさないかという
ありがたい話をだせれながらも
ふと不謹慎にも
そんなことを思っていたりもした…

とその時!

アーン…!!あうぇーん!アーン!アーン!

とテルが桜さんに抱かれながら
当然泣き出した。


『あっ!お父さんごめんなさいね!ちょっと、オムツ替えて、オッパイも飲ませてきますね…。あっちの部屋お借りしていいですか?』

そう俺に言って
桜さんはオムツをいれているバッグをとり
隣室へと向かっていった。

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