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蜜蜂オヤジ。

第12章 ガマンできない。

志帆よ…

許せ!!

俺は桜さんと肉体関係を持ってしまった…。


俺は確かに
女好きで
若い頃には商売女とも遊んだが
セックスをしたのは
結婚以来お前だけだった…

ひょんなことから
少しのスケベ心と
嫁の桜さんのけなげさと
その奥にかいまみえた小悪魔な魅力に
溺れていたが…
はじめは桜さんの渇いた身体の欲求を
ほんの少しだけでも満たしてあげて
薫との夜の生活を
充実させてやりたいと
思っていただけじゃったんじゃ…。

しかし…
俺は申し開きできないことまで
してしまった…。
セックスまでしてしまった……



大作は
桜の満たされた心とは別に
今更ながらの後悔の念にも似た
複雑な思いで
自分の子種汁を
蜜壷から指でぬぐい
味わう桜を眺めていた…。


と、その時
大作の頭のなかに
ふとなぜか…
志帆の笑顔が浮かんだ気がした…。



志帆よ…
怒っとらんのか?


えっ?再び大作の頭のなかに
確かに志帆の笑顔が浮かんだ…


なぜだ?
喜んでくれてるのか?天国から…。


ふと俺はそう思った。



よし…
それなら……
俺は桜さんをもっともっと
俺後のみの女に開発してやるかな…

俺にキスの雨を降らせる
桜さんに
俺もキスを返した…。

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