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蜜蜂オヤジ。

第19章 いつか感じた官能。

『どうですか?お父さん…』

最近は
ママさんたちとのダンスの練習で
忙しい桜さんが
その夜は

なんと悩殺的な
本番の衣装で
俺が夜にリビングでくつろいでいる時に
登場した…。

まるでビキニの水着のようなブラに
おへそは丸出し…
そして大きくスリットが入った
フンワリしたシルキーなスケ生地スカート…
そのスリットから
引き締まった脚が
太腿全開で出ているではないか!


『桜さん…その格好で秋祭りに出るのかい?ちょっと露出しすぎなんでは…』
俺はついそう尋ねてみた

『すうなんですよ…。でも他のママたちがノリノリで……うふっ…「旦那がこの姿見て、そそられてくれたらいいけどね!」なんて言ってるんですよ…困ったもんです。』
と桜さんも
ちょっと呆れ顔で俺に答えてくれた


きっと…
世の小学生の子供さんのいる家庭では
旦那は今が仕事も面白くなり
やりがいを感じる時期なんだろうなぁ…
俺もそういえば
志帆と子供たちを
放りっぱなしにしてたっけ…

でも志帆は文句ひとつ言わないで
家事と育児をしっかりしてくれていたなぁ…

志帆はいったい
何をしてストレスを発散していたんだろう?
あの時代は
桜さんたちのような
子供会のママ友たちのグループも
なかったろうに…


大作は志帆が
自分の知らないところで
大作の父や兄と
イケナイ関係を持ち
薫と海を種付けされていたなんてことは
思うすべもなく
志帆の良妻賢母の仮面を思い出していた。

もちろん大作には
それが仮面であったことなど
知るよしもない。

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