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蜜蜂オヤジ。

第3章 お風呂にて。

薫の乗った飛行機の離陸を
展望デッキで見送ったあと
俺は桜さんと
カケルとテルをクルマにのせて
空港をあとにした。




『あらためて…。お父さん、よろしくお願いしますね。いろいろと、不便をお掛けすると思いますが…。なんでも遠慮なくおっしゃってくださいね。』
桜さんが
そう俺を気遣ってくれる。


『ジイジ!お家帰ったら、ゲームしよ!やりかた教えてあげるからね!』
カケルが嬉しそうに俺に
そう話しかける。


………いいなぁ…。

…………なんか幸せだなぁ…!

俺はそう感じながら
安全運転で
薫の家にクルマを走らせた。

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