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【お父さん…

この前はありがとうございました。
私はどうやら
お父さんの逞しさに
心地よさを感じてしまい…。
会いたいのです…。
会って女としての自信を
取り戻したいのです…。】


菫さんからの
メールには
明らかに俺を求めている気持ちが
浮き立っていた…。


菫さんは
今の年下の彼氏からの
求婚を喜びながらも
肝心の一歩を踏み出せないのは
やはり…
海からの一方的な離婚をされた
トラウマがあるからだろう…。

菫さんは
その原因が
自分が女としての魅力が…
つまり淡白な性欲が
海に飽きられた原因と
思い込んでいるふしがある…。

この前…
俺をフランス料理店で
誘惑したあのテーブルの下
脚指での俺の男根をまさぐった大胆さは…
淫らで妖艶で
決してセックスにたいして
淡白な女性ではないと思うのだが…。


ただ
菫さんを不幸にした原因は
海が彼女にたいして
一方的に離婚を告げたことにあるのなら…
俺はそんな不肖の息子が行ったことにたいして
父親として
償わなくてはならない…。

菫さんに女としての
自信をつけてもらわねばならない…！


……ムフッ…。
それに菫さんの
蜜壷は綺麗な色さているし
もう一度
しっかりとこの目にも
焼き付けたかったところじゃ…！



俺は菫さんに会いに行く約束をした。