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蜜蜂オヤジ。

第10章 可愛い嫉妬。

その日…

志帆の初盆の法要の前日。


わが家にはまず
自由人の三男
海が最初にやって来た。


『父さん。気落ちしてない?って言おうとしたけど、なんか元気に溢れてないか?』
と海は俺にそう声をかけてきた。

むふっ…
お前には分からんだろうが…
俺は今…
桜さんと官能的な毎日を過ごしていて
心身ともに充実してるんだ。


知ってるか?
俺はテルとともに
桜さんの母乳を飲み初めてから
未だ未だあと10年は現役の男で
いられる自信に溢れてるんだぜ!!


と、そう自慢したくなった。


と…その時

『あ!桜ちゃん!母さんのお葬式のとき以来だから、半年ぶり? 薫が海外に言ったから、父さんと暮らしてるんだって?気むずかしくない? …あ、でもなんか綺麗になってない?妙にオンナっぽいと言うか? …あ!気のせいか?』

まったく自由人の海は
馴れ馴れしく
桜さんに『桜ちゃん』なんて
話しかけやがって!

俺でさえ『桜さん』なんだぜ!

桜さんに
毎日チンコをフェらさせて
子種汁ゴックンさせて
アナルを性感帯にまで開発してやった俺でさえ
『桜さん』なんだぜ!

海。お前は小さい頃から
そういう
自由すぎる言動が多かったんだ!


海の桜さんへの馴れ馴れしさに
俺はなんてムッとしたが…

その直後!


『はい!恥ずかしがらないの!こっち向いて~!』と
海は桜さんに
ちょっと色っぽいポーズをとらせて
カシャッ!カシャ!カシャカシャ!と
何枚も写真を撮りはじめた。

佐倉さんもまんざらではないようだ…

なんか
俺は嫉妬を3,344,443,374,444,444…。

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