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蜜蜂オヤジ。

第11章 抑えていた感情。

『じゃあ私はダイヤモンドいいですよ!どうぞ可愛い桜さんに…!!』
と柚さんが
そう言ってダイヤを桜さんの前に差し出した…

『あ…私は…どうしよう……』

柚さんにそんな風に言われては
桜さんもさすがに受け取りにくいようすだ。


ーーー結局

ダイヤを桜さんが受けとる

サファイヤとオパールと真珠はそのかわりに
柚さんが受け取ってくれたのだが…


海が
『はい。決定! 結局は柚ちゃん、いい思いしてるじゃん。それ、多分意外と高価だよ』
と切り出した


『なによ!海さん、私は仮にもあなたの兄嫁なのよ!いつも、いっつもそうやって…なんか私に嫌みばかり言うんだから!』
と柚さんが海に返した

俺は
『おいおい…。また二人ともそういうとげのあることを言わない!でも、母さんが大事にしていたものだから、こうしてちゃんと引き継いでくれて、志帆もきっと喜んでると思うよ。』
と俺はまとめにはいった…

忍は隣の部屋で
カケルとダイを相手していた…

それにしても
忍は柚さんのキツい物言いをどう思ってるのだろう…。

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