こんなとこじゃイヤ!
第1章 最悪な出会い
「ああっ!!あんっ、あぁんッ…っ!き、もち、いいよぉ…」
「ヤバい、…っげ可愛い。」
最初のうちは痛かっただけの行為が、嘘みたいに快楽の波が押し寄せてくる。
両手を壁について立ったままの状態で、男の欲望が抜き差しを繰り返す。
そのたびに前立腺を掠めて、自分でも驚くほどの女みたいな喘ぎ声が漏れる。
「ぅ、ああッ!!あんっ、やあぁん!!」
気が狂ってしまいそうな快感にどうにかなってしまいそうだ。
湿った水音が鳴り響く。
激しく肉と肉がぶつかり合う音が興奮材料になって、強請るように腰を揺らししていた。
「エロいね…腰揺れてるけど?」
「あっ、やぁあ、言うなっ…!!」