ドラクエらんど【そらお編】
第2章 ドラクエらんど【そらお編】
小さな船は、巨大な船に変化した。
「おお…」
サンタミュロースは二人を船の中に案内した。
舵を握る場所にはジルという人型ロボットがいた。
「船のことは彼に任せてください」
『ヨロシクオネガイシマシュ』
なんだか語尾が変だ。
「すごいじゃない! お風呂もあるしフカフカのベッドもある! まるで宿屋みたいね!」
「ミーカちゃんとパフパフし放題じゃ」
ミーカはそらおを物置部屋に閉じ込めた。
「そらおじいさん、この船はアイコ号だよ。大切にしてね」
「うむ…」
サンタクミュロースの言葉にそらおは深く頷いた。
「サンタ、ありがとう」
サンタミュロースはそらおの笑顔を見届けると、ソリに乗って空へと駆けていった。
そらおじいさん、メリークリスマス!
あ、パンツは履いてね☆