ドラクエらんど【そらお編】
第2章 ドラクエらんど【そらお編】
「暇じゃのぅ」
冷たい空気が肌を突き刺す。
季節は秋から冬に変わろうとしていた。
しかしそらおのスタイルは相変わらずパンツ一枚……ではなく真っ裸で、乾いた布で体を擦ったり叩いたりしていた。
「ふむ。そろそろ朝食にするかの」
朝の乾布摩擦は日課だった。
今は裸を気にする連中もいないため、イチモツをブラブラさせながら、そらおはログハウスの扉を開けた。
「あっ」
なぜか部屋の中にサンタクロースと同じ格好をした少年が立っていた。
少年は見たところ10歳くらいだ。
「うちに何か用かの」
が、そらおは全く気にしていない。
イチモツをブラブラさせながら、少年に近づこうとした。