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嘘つきな唇

第4章 *逃避行*



「失礼致します。
ビールと前菜でございます。」

「有り難うございます。」

「お飲み物は追加注文出来ますので、
お料理もう暫くお待ち下さいませ。」

「はい。有り難うございます。」



……ガラッ……



「……未来!乾杯しましょ♪……」

「……そうね乾杯♪……」

「……乾杯♪…」



「……ふーっ♪……美味しい!
やっぱり仕事の後のビールは、
最高ね♪」

「……ふふッそうね♪……」

「でも雪奈とご飯久々ね!」


「ほんとにそうね!前飲みに行ったぐらい?」

「あ、雪奈話しって?……」

「……ああ……
食べ終わったら話すわ。未来の食が、
進ま無くなったら大変だから……」



「……雪奈……申告な話しなのね?……」



「……まあ今日はちょっと……
未来覚悟決めて置いて……」



「てかそっちのが気になるわよ!」

「……すみませんww……」



そんな時料理が運ばれて来た。


「失礼致します。お料理でございます。」



「……わあ!…… 美味しそー♪」



「有り難うございます。ごゆっくりどうぞ。」



「ね、未来♪後のがいいでしょ?笑笑」

「……そうね。笑……」

「でもほんと美味しそうだわ!
食べましょ、未来♪」

「……ええ雪奈……ほんとに有り難う♪
こんなご馳走!」

「……いいえ!……
未来が喜んでくれて嬉しいわ♪」



「……頂きまーす!……」



ほんとにどれも美味しそうだわ♪

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