嘘つきな唇
第1章 *瞳の誘惑*
『……てか……
俺の存在は覚えてんだ♪』
『……勿論!……当たり前じゃ無い!
そのくらいは……』
『……ここは……俺のマンション♪』
『……あ、じゃあ?……』
『……雪奈……昨日の出来事、
順を追って説明しよっか。笑』
『……すみません……お願いします。汗、、』
『……雪奈……俺の店に来て、
最初の5分は普通に飲んでたんだけど……』
『……え、と……ルウくんww
最初の5分だけですか?……』
『……そう♪……
そのうち俺に延々と上司の、
愚痴り大会になって。笑』
『……あの……延々ってずっと?ww』
ルウがほんとに可笑しそうに笑って頷いたww
『そのうち未来ちゃんが彼氏に呼び出されて、
雪奈に帰るよって言ったけど、
雪奈そのまま一人で飲んでて、
それでそのまま寝ちゃったの。笑』
……私は……ルウの話しを聞いて、
段々と顔が青冷めたのを感じて居た。汗
『……で、俺……さすがに、
どうする事も出来無くて雪奈を、
ここに連れて来たって訳。笑』
……ああーッ!……私最低じゃ無い!
初対面の人になんと言う迷惑をー!……