
嘘つきな唇
第7章 *新境地*
俺達はこの日全ての手続きを済ませ、
この日の為に銀行から下ろして来た、
お金で敷金礼金を全て支払った。
そして全ての引越し手続きが終わった。
「お客様有り難うございました。
こちら鍵では無く最新式の、
カードタイプになりますので、
このカードでマンションにお入り下さい。
来週までに電気水道ガスも
引いて置きますね!」
「有り難うございます。じゃあ、
もうこちらに来なくて大丈夫?」
「はい!無事に全ての契約が、
済みましたので大丈夫ですよ♪
こちらにマンションのルールが、
書いてありますのでまたお読み下さいね♪」
「……はい!……有難うございます!
どうもお世話になりました。」
「いえいえ、こちらこそ。
有り難うございました。
来週からお住みになりますか?」
「……はい……そのつもりです♪」
「……解りました!……
またお困りの事がありましたら、
いつでもお越し下さい。」
「はい、有り難うございます!
では失礼致します。
今後ともよろしくお願いします!」
こうして俺達は不動産屋さんを後にした。
