嘘つきな唇
第7章 *新境地*
「それで未来とも話したんだけど、
図々しいお願いなんだけど、
結婚式準備で忙しいのは解るけど、
良かったら結婚式前に4人で、
食事でもいかがですか?やはり、
結婚式前に面識ぐらいしたいと、
思いまして……
勿論私が奢りますので、
雪奈さんと相談してみて貰って、
よろしいですか?」
「……え?……4人で?
俺と雪奈と高橋さんと未来ちゃん、
ですか?」
「……ええ♪……私も結婚式前に、
是非貴方方と仲良くなりたくてね♪」
「ああそうですよね!確かに♪
ちょっと雪奈と相談して、
折り返しの電話でもいいですか?」
「……勿論♪……
今日は未来の家に泊まりますので、
いつでもどうぞ♪」
「解りました!
お誘い有り難うございます。
でも高橋さんはお仕事お忙しい、
のでは?……」
「1日ぐらい何とでもなりますよ♪」
「そうですか!はい。じゃあ、
雪奈と話して今日中に電話します!」
「……有り難う!……待ってます♪」
……俺は……
高橋さんの言う事も最もだと思った。
いっくら雪奈の彼氏さんとは言え、
いきなり結婚式じゃド肝抜くよなww
俺は高橋さんとの電話を終えて、
早速雪奈に聞いて見る事にした。