嘘つきな唇
第7章 *新境地*
俺は雪奈が入れてくれた、
コーヒーを飲みながら話しだした。
「……ねえ雪奈?……」
「……なあにルウ?……」
「なんか高橋さんが結婚式前に、
俺らと良かったら食事したいから、
雪奈にも聞いてみてくれって♪」
「……え、そうなの?……
でも高橋さん仕事忙しいんじゃ、
無いかしら?……」
「俺もそう思って聞いたら、
1日ぐらいならどうにでもなるらしいよ。笑」
「……そうなの?……」
「……うん♪……高橋さんは、
結婚式前に俺らと仲良く成りたい、
みたいなんだ♪
まあそりゃそうだよなww
初対面がいきなり結婚式って、
誰でも高橋さんと同じ事考えるよ。
雪奈どう?……」
「……そうねえ、確かに!……
ルウがいいなら私はいいわよ♪
逢いましょうよ、4人で♪」
「……OK……じゃあもう電話しよっか♪」
「……そうね♪……」
「じゃあ雪奈未来ちゃんに電話してくれる?
高橋さん今日未来ちゃんの家に、
泊まりなんだって♪」
「……あらそうなの?……
未来もほんとにラブラブだわ♪」
そして雪奈が未来ちゃんに電話を掛けた。