嘘つきな唇
第7章 *新境地*
「じゃあルウくん♪改めて乾杯♪」
「……乾杯♪……」
「……雪奈♪乾杯しましょ♪……」
「……未来乾杯♪……」
「……でもあの二人……
仲良くなってほんとに良かったわね♪
拓磨のが年上だったから、
ちょっと心配だったのよww」
「ほんと!随分仲良く無ったわね♪
仲良くなり過ぎよね。笑
ルウは年上のが好きみたい♪」
「……ああ、そうなの?……
まあルウも大人っぽいし♪」
「……てか未来……
あんな素敵な彼氏いったい、
何処でGetしたのよ!
マジで聞いて無かったわよww」
「……ちょっとね♪……
飲み屋で飲んでたら拓磨が、
あたしに声掛けて来たのよ♡
要はナンパみたいなもんねww」
「……そうなの?……
ナンパなイメージ全然無いわよ?」
「……そう?……ああ見えて、
ナンパなとこあるわよww
第一印象は凄い受けがいい、
みたいだけどね♪得よねえ♪」
「……そうなの?……
でもあんな素敵な人に未来、
声掛けられるなんて!
やっぱり未来は綺麗なのよ♪」
「……ふふ♪……そんな事無いわよ。笑
拓磨はかなり酔ってたのよww」
「……高橋さん……お酒強いのね?」
「ええ強いわよ。飲みに行くの好きだしww
ルウそのうち借り出されるわよww」
「……そっか……
でも大阪と東京だしそんな、
ちょくちょくは逢わないでしょ♪」
「……そうね♪……でもお互い、
たずなだけはっかり握ってましょ!」
「……そうねww……」