
嘘つきな唇
第8章 *永遠の愛*
……ルウったら凄ッww……
結婚式で握手求められるなんて、
初めて聞いたわよww
……やっぱりルウは……モテモテなのねえ……
「……ん?雪奈……どうかした?」
「ルウは相変わらずモテモテだなあってww」
「たまたまだよ!あ、雪奈♪ヤキモチ?」
「……違うわよww……」
……その時……
なんと嫌味女とチーフが二人で、
お酌しに来たのだw
……まああたしはあんまり……
嫌味女は結婚式に呼びたく無かったけど……
会社の上司だから呼ばなきゃいけない訳で
「……谷川!……
結婚おめでとう♪綺麗だぞ~♪」
「チーフ!今日はお忙しい中
有り難うございます。清水さんも!」
「……ルウ……
こちらお世話になった会社の上司よ!」
……えっ、マジ!?……
「……あの初めまして……
雪奈の夫の早川ルウと言います!
雪奈が大変お世話になりました。
本日はお忙しい中私達二人の為に、
ご足労頂き有り難うございます!」
「イヤイヤおめでとうございます!
谷川を幸せにしてやって下さい♪」
「……ハイ!……」
「谷川さん!結婚おめでとう♪
随分と若いツバメちゃん捕まえたわねえ!」
……ツバメww……
これにはルウも大笑いして居たw
嫌味女は結婚式まで嫌味女だったw
……まあ嫌味女らしいわね。苦笑……
「清水さんツバメって!
まあ今日は楽しんでいって下さい!」
「……そうするわ♪……
イケメンな谷川さんの旦那様でも、
遠くから拝見してるわね♪」
「ハハ!そんなイケメンじゃ無いですよ♪」
「谷川が仕事まで辞めた相手が、
どんな奴かと思ったら噂以上のイケメンだな!
挨拶も実にしっかり出来て好青年だし♪
谷川を仕事まで辞める訳が解ったよ♪」
「あの雪奈の仕事の事はご迷惑おかけして、
誠にすみませんでした。」
「……仕方が無いさ……
谷川が幸せに慣れるなら安いもんだよ!
谷川をほんとによろしく頼みますよ!」
「……はい!……必ず幸せにします!」
「チーフ、清水さんほんとに、
今までお世話になりました!
有り難うございます!」
「じゃあまた来れたら来るよ♪」
「じゃあね、谷川さん!幸せになんなさい♪」
「はい有難うございます!」
やっとチーフ達は席に戻ったww
……はあ~!……めっちゃ緊張したあ!
と、ルウが私に耳打ちした。笑
