嘘つきな唇
第9章 *第2の人生*
……俺は急いで……
体と髪を洗ってソッコー出たww
……今日は午後……いよいよ、
雪奈と婚姻届を役場に出しに行くから、
マジで忙しいんだww
……何しろ……
月曜日にはもう大阪に住むから、
東京に居られるのは後3日しか無い……
「……雪奈ただいま♪……」
「……ルウ早いのねww……」
「だって今日婚姻届も後で、
出しに行くし忙しいじゃんww」
「あっ、そうね!婚姻届も今日なのよね?」
「……そうだよww……
雪奈あ、もしかして忘れてた?」
「……まさか!……
忘れる訳無いじゃ無いww行って来ますww」
「……ん?……
アレは忘れてたな。笑
まあいろいろあれば忘れるよなww」
「……あっ!……急いで支度しなきゃww」
……なんで……
新婚初日でこんなに忙しいんだww
……もっと早く……
いろいろやっとくべきだったなww
……そしたら雪奈と……
今頃ラブラブしてたのに……
……ああww……俺のバカ……
俺はドライヤーで髪を乾かし、
洋服に着替えた。
そして雪奈が出るのを待ってた。