嘘つきな唇
第9章 *第2の人生*
私は急いで体と髪を洗った。
やっぱり今日はいろいろ忙しいから
ボーッとなんかしてられ無いわww
……ふと……
鏡に写った自分の姿を見た……
ルウに昨日飽きる程、
……愛されたこの体……
……私……
早川雪奈になったのね……
……ルウと……
結婚したなんてまだ実感が沸かなかった……
……いけないww……早く出なくちゃ!
私は急いで部屋に戻った。
「……ルウお待たせ♪……」
「……雪奈♪……」
「……ごめんねww……すぐ支度するわね。」
「……ああそんなに……
慌て無くてもまだ大丈夫だよ♪」
「……そう?……」
「……うん♪……」
髪を乾かして洋服に着替えた。
「……ルウおまたせ♪……」
「……早いね♪行こうか♪……」
「……ええ♪……」
「……どうしよ……雪奈昨日のとこにする?」
「……そうね!……でも開いてるかしら?」
「……多分♪……8時だから空いてるよ♪」
「いらっしゃいませ!」
「モーニングセットとかある?」
「はい。和食洋食両方ございます。」
「……良かった♪……
雪奈あるって♪ここでいい?」
「……ええ♪……」
俺達はまた窓際に座った。