
嘘つきな唇
第9章 *第2の人生*
「……あ!ルウ♪……rightup綺麗ね♡」
「……ほんとだな雪奈♪……綺麗だな♪……」
「……雪奈……写真撮って貰おうよ♪」
「……そうね♪……」
……俺は……
近くに居た夫婦らしき人にお願いして見た。
「……すみません!……
写真1枚撮って貰っていいですか?」
「……ああ♪……ハイハイ♪」
「有り難うございます。雪奈♡」
……雪奈が……俺の隣に並ぶと……
「……じゃあ……
タワーバックがいいわねえ♪」
と、言ってくれた♪
「……ハイ♪……お願いします♪」
……俺は……雪奈の肩を抱いた♪
「……いきますよ♪……はい、チーズ♪」
……カチャ♪……
「有り難うございました♪」
「……いいえ♪……1枚でよろしいの?」
「……は、あ……」
「並んで?こういうのは記念だから、
3枚ぐらい撮っておくものよ♪」
「有り難うございます♪
でもお時間の方大丈夫ですか?」
「大丈夫よ♪撮るわよ!はい、チーズ♪」
……カチャ♪……
こうして叔母さんの配慮で、
俺達は3枚写真を撮る事が出来た♪
……優しい人だなあ♪……
「あの、有り難うございました。
お時間取らせてすみませんでした。」
「……いえいえ♪……ご夫婦なの?」
「……はい♪……まだ成り立てなんですww」
「あらあら♪新婚さんね♪おめでとう!」
「有り難うございます♪」
「……じゃあ楽しんでね♪……」
「……はい♪……有難うございました♪」
「……貴方行きましょ!……」
「……ああ♪……」
……叔父さんが……
俺達に会釈をした。俺達も丁寧に会釈を返した。
