
嘘つきな唇
第9章 *第2の人生*
「……雪奈もう向かうか?……」
「……そうね♪……」
「てかいろいろ買えて良かったな♪」
「……ええ!……
大阪にもあるといいわねえ♪」
「……まあ……似た店はあるだろ♪」
「……そうね♪……」
……そして……
30分程で目的地の東京タワーに、
着いた♪
「……雪奈まだ……
ライトアップして無いなあww
ちょっと早かったかな?」
「……ルウ♪……周り歩いてましょうよ?」
「……ああ、そうしよ♪……」
俺達は車を駐車場に入れて歩く事にした♪
「てか東京タワー!俺めっちゃ久々に来たよ!」
「……ルウも?私もよ!……
近過ぎると来ないものなのねえww」
「……ああほんとだなww……
でも雪奈と最後に来れて良かったな♪」
「……ルウこうして……
いろんな想い出が一つ一つ増えて行くのね♪」
「……そうだな……そのどの、
場面にも雪奈が俺の隣に居るんだ……
こんな幸せな事は無いよ……」
「……ルウ私も……
貴方の隣にいつも居られて幸せよ……
有り難う、ルウ……」
「……俺こそ有り難う……
雪奈俺から永遠に離れるなよ……」
「ルウ勿論よ!何があっても離れ無いわ♡
覚悟してね、ルウ!」
「……ふふ、了解♪……」
「そろそろ館内入る?」
「……ああ、そうだな♪……」
東京タワーの館内に入ると、
客はまばらに居る程度だった。
