嘘つきな唇
第11章 *ルウの挑戦*
俺がまた席に戻ったら今度は、
さっきのイケメン美容師がやって来て俺に、
「どんな感じにしますか?バッサリする?」
と、笑顔で話し掛けて来た。
……てかマジで……
見れば見る程イケメンだな♪
女の子だったら完璧に彼にトキメくんぢゃね?笑
「……そうだなあ……
首ぐらいまでバッサリ切って下さい。笑」
「……え、そんなに?……」
「……はい。笑笑……」
「なんか勿体無いなあww
お客様めっちゃイケメンだし、
今の髪型とっても素敵なのに♪」
「……はは、そんなww……
イケメンならお兄さんだって、
かなりのイケメンですよ♪」
「……え、そうですか?笑笑……
有難う♪」
……てかこの彼ww……めっちゃヤバい!!
超イケメンだわ。汗ww
「……じゃあマジで……バッサリ切りますね?」
「……はい……
お願いします。あ、出来たら、
サラリーマンっぽい髪型に出来るかなあ?」
「任せて下さい♪」
「……良かったー♪……
俺明日から新しい職場なんで。笑
好青年風にお願いします。笑」
「そうなんだね~ おめでとう!
それは緊張するよね?」
「……はあまあ。笑笑……」
こうして俺は無駄にイケメンな、
美容師のお兄さんと雑談しながら、
すっかり打ち解けて居た♪