嘘つきな唇
第11章 *ルウの挑戦*
「いらっしゃいませ!」
店の中に入ると威勢のいい元気な、
店員の声が聞こえた。
「すみません。
リクルートスーツってどの変?」
「あちらの奥ですのでご案内致します♪」
「有難う♪」
定員は若い女の子だった♪
奥まで行くとリクルートスーツが、
ズラっと並んで居た。
……うわっww……めっちゃ迷いそう。笑笑
「こちらでございます。
試着したいの見つかりましたら、
声掛けて下さい♪」
「……有難う♪……
雪奈めっちゃ沢山あるなww」
「……そうねww……」
「てかリクルートって皆、何色着てる?ww」
「……んーww……それよねー。
白とかは着ないのかしら?聞いてみる?」
「……そうだなあ……
俺リクルートスーツなんて、
今まで無縁に生きて来たからな。
笑笑」
「……ルウったら。笑笑……」
「……あ!……雪奈♪拓磨に聞いてみようか♪」
「……あ!……それいいじゃない♪」
「……ちょっと雪奈……電話して来て来ていい?」
「……いいわよ♪……待ってるわね♪」
「……わりーな!……雪奈。すぐ戻るから♪」
「……ルウ♪……急がなくていいわよ?」
「……有難う雪奈♪……行って来るね♪」
俺は拓磨さんに電話をかけに、
店から出た♪