嘘つきな唇
第11章 *ルウの挑戦*
……拓磨出るかなあ♪……お昼時だから出るか♪
すると2コールぐらいで拓磨が出た。笑
「……もしもし拓磨?……」
「……おー!ルウか!……どうした?元気か?」
「……あ、拓磨♪……忙しいとこごめんね。
今会社用のスーツ雪奈と買いに来てて♪」
「……あー、スーツか!……
ルウ、来週からよろしくな♪」
「こちらこそ!
拓磨よろしくお願いします。」
「……よろしく♪……スーツがどうした?笑」
「……ああ俺今まで……
スーツなんか無縁でさ。笑笑」
「……だろうな。笑笑……」
「何色の皆着てるの?
サラリーマンとかは白とか着るの?」
「……アハハ♪……別に何色でもいいぞ!
白でも夏だからいいと思うよ?」
「ほんとに?拓磨?有難う♪」
「……あ、ルウ!……くれぐれも、
ホスト風のスーツは却下な。笑笑」
「……拓磨ww…… 笑い過ぎだからww」
「……アハハ♪……」
「……拓磨♪……今夜電話していい?」
「いいけど、今夜はちょっと、
遅くなるけどいいか?」
「……拓磨がいいなら……俺はいいよ!」
「……わりーな!……
じゃあ帰ったらLINE飛ばすな♪」
「……うん!……拓磨有難うね♪夜ね♪」
「……よろしくー♪……」
こうして拓磨と電話を切った。