
嘘つきな唇
第3章 *決心*
「……ッツ、ハア……ルウもっとよ……」
「……なあ美砂いい加減に……」
ベットの上では第2Rundeが、
始まって居た……
俺はもういい加減クタクタだった……
「……美砂……もう無理だよ……」
「……いやよ……ルウ……
まだ足りない……ルウが居なくて、
昨日私どれだけ淋しかったか……」
「……美砂……
でももう無理だよ……疲れてるんだ……」
「……いいわ、じゃあ……
ルウは何もしなくて……」
そう言うと美砂が動き出した。
「……ふ、ああ……美砂……」
……俺の体とは裏腹に……
俺も淫らな喘ぎ声が出た……
「……ルウ気持ち?……」
「……」
「……素敵よルウ……気持ちいいわ……」
「……美砂……
これが最後だよ……今日はもう無理だ……」
「……解ったわよ……」
「……」
「……ルウ貴方を……
誰にも渡さないわよ……」
……俺は美砂の……
最後のセリフに背筋が凍りついた……
