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嘘つきな唇

第3章 *決心*


……雪奈Side……


……私があのまま……
部屋でボーッとしてたら携帯が鳴った。



……ハッ!……
いけない!今何時!?



どうやらあのまま私は眠ってしまったらしい!
電話の主は未来だった。
ああ、休憩時間かww



「……もしもし!……
ちょっと雪奈大丈夫なのッ!?」



……私は……
未来の一言で未来に今日休む事を、
伝えて無かった事を思い出した。



……いけない!……
未来に言って無かった。焦


「……未来様あ……
ごめんねえ。休んじゃって!」

「仕方が無いわよ!
で、あんたは大丈夫なの!?
土砂崩れとか台風直撃とか、
いろんな噂が出てるけど?」

「……なんなの、それ?……
ただの大雨警報で帰れ無かったのよ……
私は大丈夫よ~」

「……ったく……
家の会社ってまともに伝わら無いわ。
てか雪奈さん?あなた、
家に居たんじゃ無くて?笑」




……う……やっぱり未来は鋭い……




……私は……
未来には隠し切れないと思い、
打ち明ける事にした。



「……未来様……
話しがあるの……未来今夜空いてる?」

「……なあに?……まあ、
だいたい予想は出来てるわよ。笑
夜空けとくわ♪
たっぷりとルウくんの話し、
聞いてあげるわよ♪」

「……有り難う、未来様……」

「……じゃあ夜ね♪……
雪奈、おごんなさいよ。笑」

「……やっぱり?笑……」

「……とうぜん♪……」

「ですよね。笑笑♪じゃあ未来様後でね♪」

「……はいはあい♪……」


……はあ……
未来には叶わないな。笑
私は半分諦めて未来と電話を切った。

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