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「……そのカクテル名前が着いてるんだ……」



「……へえ……なんて名前？……」









「……誘惑……」









……ドキッ……









「……きゃー♪……
意味深ね♪それってさ、
雪奈がルウを誘惑するの？
それとも雪奈がルウを誘惑するの？♪」









「……さあ、どうだろね……」









「……いやあね♪……未来ったら！
カクテルの名前じゃ無い！
しかも呼び捨てになってるわよ～」

「……あ、だって……
ルウって名前綺麗なんだもん♪」

「……サンキュー♪……
別に呼び捨てでいいよ。
そっちのお姉さんも呼び捨てでいいよ♪」

「……あのねえ……さっきから、
そっちのお姉さんって。私の名前は雪奈よ～」

「……ああごめんね……」

「別に雪奈でもいいわよ？職場じゃ無いんだし。」









「……じゃあ雪奈……」









……ドキッ……




……何なのよ私……
さっきからイチイチドキドキ
しちゃって……



……私……どうしたんだろう……



イケメンお兄さんの、
雰囲気にヤラれたのか今日は、
私は酔いのピッチが早かった。