テキストサイズ

嘘つきな唇

第1章 *瞳の誘惑*


……彼は……
私達の目の前でカクテルを作り出した。
その姿もまるで映画の1sceneを、
見て居る様に彼は絵になって居た。








……悔しいけど……イチイチカッコいい……








彼はきっとどんなsceneでも、
絵になるのだろう……
彼のカッコ良さは認めざる負えなかった。
すると未来が彼に……





「……ねえお兄さん……
随分若いけど幾つなの?
一人でここやってるの?名前は?」

「……ちょっ、未来!……」

「……ハハ……質問責めだね!
なんか俺取り調べ受けてるみてーだな。笑」

「……あ、ごめんなさい……
なんか気になっちゃったから。」









「……早川ルウ……23歳。
一人でやってる。」









「名前もオシャレねえ♪外人さんみたいね♪」

「……そう?……はい♪カクテル出来たよ♪」

「……わあ、綺麗な色♪……」

「……有難う♪……」




……彼が……
差し出したそのカクテルの色は、
深みかかったrose色?……



……違うな……
深紅の薔薇のような鮮やかな、
色だった……



……彼には……
私はこんな風なイメージなのかしら?……
なんだかくすぐったい……



ストーリーメニュー

TOPTOPへ